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はてなが「構造化データ」に対応!構造化データや検索意図の解説

投稿日:2018年10月26日 更新日:

【SEO】はてなが「構造化データ」に対応!構造化データや検索意図の解説

はてなが「構造化データ」に対応しました。SEO専門家の辻さんが
構造化データや検索意図の解説をしています。

店舗とレストラン情報の構造化データに対応しました(SEOに関する寄稿あり)

検索エンジンは「意図に合う情報」を表示する領域へ

検索エンジン、特にGoogleは進化を続けています。

例えば「ビュッフェ」と検索すると、少し前までは「ビュッフェとは?」といったビュッフェの語源などを示すページが主に表示されていました。しかし現在は、検索された場所に近い「食べ放題」のお店がわかるページが表示されています。「ビュッフェ」という単語を使っていなくても「食べ放題」や「バイキング」について書かれたページが表示されるのです。ビュッフェが食べ放題、バイキングなどとほぼ同じ「意味」を持つこと、そしてそのページの情報がどの場所について書かれているかを認識して検索結果が作られています。

現在の検索エンジン、特にGoogleは「検索されたキーワードを含むページ」を探すのではなく「検索された意図に合う情報」を提示する検索エンジンになりつつあります(※これはGoogleのみで他の検索エンジンの多くの日本語の検索結果ではまだその領域に達していないようです)。そのため、検索エンジンに評価されるには、情報の「意味」を検索エンジンに伝わりやすくすることが効果的となります。

単に「丸の内で美味しいスープカレーを食べた」とだけ書いても、それが「東京都の丸の内」か「名古屋市の丸の内」かを理解できずに検索エンジンが混乱することがあります。「川内のカフェ」とだけ書いても、それが仙台市の川内(かわうち)なのか、鹿児島の川内(せんだい)駅のことか、川内(やせん)のことかは検索エンジンには理解できません。このようなトラブルがなく、記事の意味が検索エンジンに伝わるようにできれば、記事はより検索エンジンから正しい文脈で取り扱われるようになって、より多くの人に伝わるようになります。([はてなブログ開発ブログ]より)

記事の意味を伝える「構造化データ」

さて、それではブログの記事に書かれていることの「意味」を検索エンジンに伝えるにはどうすれば良いでしょうか? 現在のGoogleでしたら、誰が読んでもわかりやすいように整理して記事にまとめることが第一です。それだけで大抵は検索エンジンに意味も伝わります。ただし、文章の書き方や癖にもよりますし、いくつかの情報の領域、例えば上で挙げました地名などではうまく認識されないことがまだまだあります。そうした場合に非常に有効な方法があります。それが構造化データです。

構造化データとは、例えばこういうものです。

<span itemprop=”addressLocality”>夕張</span>
「夕張」をaddressLocalityとして記述することで、市区町村だと指定しています。これで「夕張」が地名であって人名・艦名等ではないということを示します。このような、文字だけではわからない意味などを宣言する書式がWeb上での決まりとして定まっているのです。

構造化データの使用をGoogleは公式に推奨しています。位置情報やレシピ、レビューなどを構造化データで記載した場合には、検索結果でリッチに表示されることがある*1と説明していますし、可能な限り多くの構造化データを利用すべき*2とも言及しています。

構造化データを正しく使えば、より検索エンジンに正しく情報が伝わり検索する人に役立ちやすくなる。つまり検索でも有利に働くということが公式に認められているのです。

構造化データを正しく使う
このSEOにも強くなる構造化データですが、グルメ情報でも構造化データが定まっています。店舗などで使うLocalBusiness*3や、レストランで使うRestaurant*4です。ブログでグルメ情報を書く場合は、この構造化データを使うことが望ましいため、上記のリンク先の説明の通りにHTMLを記述すれば良いのですが、それは必ずしも簡単なものではありません。

構造化データは適切かつ正確な情報を含める必要があります。1文字を間違えるだけで認識されないこともありますし、誤ってスペースを一つ加えるだけでもうまくいかないことがあります。またドキュメントは英語のみです。これらのことはプログラミングに慣れている人には当然かもしれませんが、一般的なブログを書かれる方にとっては容易ではないでしょう。このような仕様になっていますので仕方がありません。ブログなどで記事を書かれる方はドキュメントを確認された上で注意して記述していただくしかありません。しかし、はてなブログでは少しでも簡単に構造化データを追加できないか検討してまいりました。そこで、株式会社ぐるなび様よりデータ提供を受けまして、簡単に構造化データを追加できるようにいたしました。

今後、下記で説明しております新機能を利用して記事を書かれた場合、適切な形で構造化データを含むようになり、検索エンジンにも正しい情報が伝わりやすくなりました。Googleも推奨する構造化データをぜひご利用ください。([はてなブログ開発ブログ]より)

SEOコンサルタントの感想

さすが、非常にわかりやすく、勉強になる記事です。
構造化データを活用していきたいものですよね。

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