手抜きコンテンツで上位表示しても必ずグーグルに見破られる
企業オウンドメディア成功の秘訣とは? 成果は? 指標は? 体制は?【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]
米ニューヨークを拠点にしているSEOコンサルタントのリリー・レイ氏のツイッターでの投稿を取り上げる。
「SEO戦略が大成功した」と早々に判断するべきでない完璧な例を紹介する。
これは商品レビューサイトのトラフィック推移だ。このサイトのコンテンツは平凡で、率直に言って手間暇をかけていない手抜きだし、グーグルがレビューサイトで勧めていない手法をたくさん使っている。
レビューアップデートの導入当初は、「グーグルの検索アルゴリズムがグーグルの推奨と反対のことをしている例」としてこのサイトを指摘する人もいただろう。
実際のところ、グーグルがそれを見抜くのに数回のアップデートが必要だった。This site is a perfect example of why you can't call an SEO strategy a "big success" too soon. (I mean, unless the goal was for the success to only last 1 or 2 years.)
This is a product review site with mediocre content, that (frankly) takes a lot of shortcuts… (1/2) pic.twitter.com/ykvqJWpg8a
— Lily Ray 😏 (@lilyraynyc) July 16, 2023
and does a lot of the things Google recommends Review sites not do.
In the first year, I can imagine people pointing to this site as an example of Google's algos doing the opposite of what G recommends
The reality is, sometimes it just takes them a few updates to figure it out
— Lily Ray 😏 (@lilyraynyc) July 16, 2023
レイ氏が共有したグラフでは、急激に伸びた検索トラフィックが、その後徐々に減っていることがわかる。
商品レビューのサイトとのことだが、コンテンツの品質は低く、レビューコンテンツに対するグーグルの推奨に反したこともやっていたようだ。それにもかかわらず、検索トラフィックが当初は急上昇していた。だが、その増加分は2年かけてどんどん減ってきている。
実例を通してレイ氏が伝えたかったのは、次のようなことではないだろうか:
グーグルのガイドラインに反する手法や手っ取り早い手段で上位表示できたとしても、いずれはグーグルに見破られてトラフィックは落ちていく。
だから、ビジネスの長期視点で大切なのは「検索エンジンのためのSEO」ではなく「正しいSEO」に取り組むこと(「1年~2年でもいいから検索トラフィックが増えれば、あとは下がってもいい」という場合は別だが)。
SEOコンサルタントのまとめ
ある商品レビューサイトが、コンテンツの質が低いのに
一時的に検索トラフィックが当初は急上昇したものの、
2年後には落ちたそうです。
長期的に見れば手抜きコンテンツはGoogleに見破られます。
ただ、逆に言えば「アフィリエイトサイト」のように、
「サイトは使い捨てで一時的でも儲かれば良い」
という考えでしたら通用してしまう、という事でもあります。。