グーグル vs. 寄生サイトの戦いは継続中
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寄生サイトは、昨年に引き続き今年も検索結果を荒らしている。グーグルは対策を講じているのだが、いたちごっこが続いている。スパマーは寄生元のサイトを乗り換えるなどして、手を引こうとしないのが実情だ。
※筆者補足: 「寄生サイト」とは、大手サイトのサブディレクトリやサブドメインの一部を“間借り”してアフィリエイト活動するサイトのこと。質の低いコンテンツ群も多く、貸した企業サイトの本体にも悪影響が出る場合があることが問題視されている。
寄生サイトを定期的に監視しているSEOの辻正浩氏が、グーグルの最近の取り締まりを検知している。
『ディレクトリ単位ではなくURL単位でアフィリエイターに貸していた某大手サイトがどうなるかウォッチしてましたが、7月頭からの変動でサイト単位で落とされたっぽい。こういう部分で抜け道を探ると、そうなるだろうなぁ……』
ディレクトリ単位ではなくURL単位でアフィリエイターに貸していた某大手サイトがどうなるかウォッチしてましたが、7月頭からの変動でサイト単位で落とされたっぽい。こういう部分で抜け道を探ると、そうなるだろうなぁ……
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) July 13, 2023
『Googleの寄生サイト対策、徐々に拡大してますね。
バッサリは行ってないのでまだ上がっている所はありますが、誤爆が起きがちな部分だろうし慎重に進めていると思います。現状、顕著な誤爆はわずかですし、この件は良い形の対応をしているように思います。』Googleの寄生サイト対策、徐々に拡大してますね。
バッサリは行ってないのでまだ上がっている所はありますが、誤爆が起きがちな部分だろうし慎重に進めていると思います。現状、顕著な誤爆はわずかですし、この件は良い形の対応をしているように思います。— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) July 13, 2023
いたちごっこは当面続くと思われるが、グーグルの頑張りに期待したい。問題となるような寄生サイトに検索結果で遭遇した場合は、検索の品質に関するユーザーレポートからフィードバックしよう※。検索ランキングシステムの改善に役立てられる。グーグルにすれば、実データは多いに越したことはない。※ユーザーレポートの「このページの問題点をお知らせください」の選択肢では「その他」を選び、次のページで「共有したいその他の情報」に詳細を記載するのがよさそうだ。
SEOコンサルタントのまとめ
「寄生サイト(ドメイン貸しサイト)」へのGoogleの対応はいたちごっこ状態のようです。。