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Googleのサブドメインの扱い変更により検索トラフィックが50%以上落ち込んだ例

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Googleのサブドメインの扱い変更により検索トラフィックが50%以上落ち込んだ例

Google 検索の変更で、アフィ収益減を嘆く米媒体社たち:「GoogleはやはりGoogleなのだ」

アフィリエイトコマースに関するビジネスがアメリカのパブリッシャーのあいだで伸長している。そんな米・パブリッシャーのあいだで注目を浴びていたのがクーポンだ。一部パブリッシャーは、あっという間に数億円の収益をあげることに成功していた。

だが、数週間前にGoogleが検索アルゴリズムを変更したことにより、ニュース系パブリッシャーのあいだで、今後のクーポンを通じた収益の見通しが不透明なものとなっている。

Googleは今年9月、サードパーティのサイトにおいて、ホームページから直接アクセスできないように分けられた、サブドメインのコンテンツの扱い方を変更した。これまで1年半以上にわたり、米国では「ベンダーによるクーポンとコマースコンテンツ(ホワイトラベルの場合も多い)をニュース系パブリッシャーが自社サイトのサブドメインで提供する」という戦略が広がりを見せてきた。それが今回の変更によって被害を受けている。これまでのクーポン戦略では、ウェブサイトの訪問者がクーポンを使って購入すると、パブリッシャーとベンダーにアフィリエイト収益が分配されるという仕組みだった。

最大で50%の落ち込みも
クーポンと商品ページはサブドメインに置かれており、Googleの検索結果では上位に表示されることが多かった。これはニュース系パブリッシャーが配信している政治や国内問題、エンタメといった記事がGoogle検索では上位に表示されるためだ。

Googleが今回の変更を導入して数週間のあいだで、あるニュース系パブリッシャーのクーポンページへのオーガニックな検索トラフィックは50%以上の落ち込みを見せた。上述の2番目のパブリッシャーは、これまで1年を通してほぼ常にGoogleの検索結果で1ページ目に表示されていたクーポンページが、現在は2ページ目以降に表示されるようになったと嘆く。3番目のパブリッシャーは、トラフィックの減少は「わずか」だとしており、ベンダーからの投稿を変更して、コンテンツを自社サイトの別の場所に移すことで、この減少も食い止めることができたという。

クーポンに対する各社の姿勢
今回の変更に不意を突かれたパブリッシャーもいるが、Googleは今年のはじめから変更をにおわせてきた。Googleウェブマスターのアカウントは8月に次のようにツイートしている。「基本的に、メインサイトが十分に管理しているか関連性がある場合を除き、メインサイトの一部であるかのようにコンテンツを表示するサブドメインまたはサブフォルダーを、ほかのユーザーに使用させないようにすることを推奨する」。

だが、これに誰もが耳を傾けたわけではなく、とりわけコマース収益の拡大に熱心なニュース系パブリッシャーのなかには、クーポンを収益源としてどれだけ拡大できるかをひたすら追い求めるところも多かった。CJアフィリエイト(CJ Affiliate)でマーケティングおよびビジネスシステム担当バイスプレジデントを務めるニコール・ロン氏は、アフィリエイトコマースの多様化に成功したパブリッシャーも多い一方で、マーケターはアフィリエイト予算のわずか25%程度しかコンテンツに投資してこなかったと指摘する。

Google Webmasters

■Google Webmasters(@googlewmc)
全体的に、メインサイトの一部であるかのようにコンテンツを表示するサブドメインまたはサブフォルダーを他のユーザーに使用させないようにすることをお勧めします。

辻正浩氏

■辻正浩氏(@tsuj)
大手メディアのサブドメイン貸し手法がGoogleから対処された件について。これは落とされて当然かなあ。本体サイトごと落とされなかっただけ幸運では。

SEOコンサルタントのまとめ

▼記事のサイトはまさしく、下記の例に該当するものになりますね。
そしてちゃんと、対処(順位が下げられる)されるんですね。。

Google「サブドメインまたはサブフォルダーを他のユーザーに使用させないようにすることをお勧めします」

ほかのビジネス、たとえば比較サイトやクーポン配布サイトに、自分のサイトのサブドメインやサブディレクトリを提供し、そこにコンテンツを公開させて検索トラフィックを増やしていくやり方があるらしい。要は、他人の力を借りてコンテンツを公開し、本ドメイン名全体としてのサイトに対するグーグルの評価を高めようとする行為だ。
これに対するグーグルの本音は、
不正な手法ではないが、好ましいやり方ではない
といったもので、程度によってはその「他人の力」によるコンテンツを本サイトとは別に評価するようにしているようだ。

以下の場合、第三者にサブドメインやディレクトリを貸し出すのは非推奨とのこと(ただしガイドライン違反ではない)
・運営者が異なることが明示されていない(ブログサービス等は問題なし)
・メインサイト側の監修などの関与がない

  • B!