別サイトに配信した記事をGoogleは重複コンテンツとみなす。究極の対策は配信しないこと
別サイトに配信した記事をGoogleは重複コンテンツとみなす。究極の対策は配信しないこと[海外SEO情報ブログ]
ほかのサイトに記事を配信した場合、同一の記事が複数ウェブに公開されていることになります。
それらを通常 Google は重複コンテンツとみなし、どれか 1 つを検索結果に表示します。
検索結果に表示されるのは必ずしも配信元のオリジナル記事とは限りません。
これは受け入れなければならない事実です。
※すずき注: この記事で触れているのは許可を出して別のサイトに配信している記事です。無断でコピーした記事の話ではありません。
同一の記事をほかのサイトにも配信する、いわゆる「シンジケート (Syndicate) 」の Google の扱いに関する質問
■Google JohnMueller(ジョン・ミューラー)氏(@JohnMu)
『同じ記事なのだから、シンジケートした記事はもちろん重複コンテンツになる。
基本的には、どれか 1 つを選んで検索結果に表示する。それは、別のサイトに配信した記事かもしれないし、あなたのサイトのオリジナル記事かもしれない。
オリジナルの記事が検索結果に選ばれる保証はない。
記事配信するのであれば、あなたのサイトのオリジナル記事ではなくシンジケートした別サイトの記事が検索結果に出る可能性があることを受け入れなければならない。』
English Google SEO office-hours from September 25, 2020
ポイントをまとめるとこうなります。
シンジケートした記事は重複コンテンツ
たいていは、どれか 1 つが検索結果に出る
選ばれるのはオリジナル記事とは限らない
配信元ではなく配信先の記事が検索結果に出てしまうのは、そういうものだとして受け入れる必要があります。
それがいやなら、記事配信をやめたほうがいいのです。
検索トラフィックがものすごく重要で少しの取りこぼしも許したくないのであれば、記事配信の”確実な”重複対策は次のいずれかです。
●配信先の記事に rel=”canonical” を追加してもらい自分のオリジナル記事に正規化してもらう ←ベストな対策
●配信先の記事を noindex にしてもらう ←難しい?
●記事配信しない ? 究極の対策
SEOコンサルタントのまとめ
自分のサイトの記事をニュースサイトやオウンドメディアなどに提供した時に、自分のサイトが検索結果に表示されずに提供先が上位表示される事があります。Googleは重複コンテンツの中からどれかを選んで表示されるのでニュースサイトなどの方をGoogleが選んだのなら仕方がない、ということですね。