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ウザイ広告があると評価が下がる!?

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ウザイ広告があるとヘルプフルコンテンツアップデートで評価が下がる!?

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2023年9月のヘルプフル コンテンツ アップデートでは、広告のせいでUXが悪くなっているサイトに影響が出た傾向がある――そうしたグレン・ゲイブ氏の分析を、前回お伝えした。
サイラス・シェパード氏も同じ見解のようだ。ゲイブ氏と同様に腕利きのSEOコンサルタントであるシェパード氏は、次のように述べている:

『「Googleのヘルプフルコンテンツアップデート(HCU)で打撃を受けた」と私に相談してきたサイトの80%は、ある共通点を持っていた。
すべてMediavineやAdthriveなどの広告を採用しており、ユーザーのスクロールを追跡してメインコンテンツを覆い隠すように広告を表示している。
これは単なるグーグルのコンテンツアップデートではなかった。UXアップデートでもあった。』

※筆者補足: Mediavine(メディアヴァイン)とAdthirve(アドスライブ、現Raptive)は、どちらも海外の広告配信プラットフォーム

重要なポイントは「(広告が)メインコンテンツを覆い隠している」という点だろう。

メインコンテンツの邪魔になる広告に関しては、グレン・ゲイブ氏もコメントしている。

アドセンスには、「全面広告(全画面広告、ビネット広告)」という広告フォーマットがある。ページを移動するとき(または再訪問したとき)に、画面全体に表示される広告だ。

この全面広告について、ゲイブ氏は次のようにコメントしている:

『全面広告は、最も迷惑で邪魔な広告の一種だ。9月のヘルプフル コンテンツ アップデートでダメージを受けたサイトを分析しているときに、これらの広告の例をたくさん見た。ユーザーをいらつかせてはいけない。うまくいかないだろう。』

シェパード氏とゲイブ氏の分析から判断すると、「煩わしいとユーザーが感じる広告」がマイナス要因になっている可能性はある。

しかし、単なる相関関係かもしれない。ウザい広告を掲載しているサイトは、収益ファーストでありユーザーファーストの視点が欠けている。したがって、コンテンツもユーザーファーストではない可能性が高い。役に立たないコンテンツばかりなので、ヘルプフルコンテンツアップデートで評価を下げられたとも考えられる。

いずれにしても、コンテンツ・UXともにユーザーファーストでなければ、グーグル検索では評価が落ちる時代になってきていることは間違いない。

SEOコンサルタントのまとめ

■サイラス・シェパード氏
『「Googleのヘルプフルコンテンツアップデート(HCU)で打撃を受けた」と私に相談してきたサイトの80%は、ある共通点を持っていた。
すべてMediavineやAdthriveなど(海外の広告配信プラットフォーム)の広告を採用しており、ユーザーのスクロールを追跡してメインコンテンツを覆い隠すように広告を表示している。』
■グレン・ゲイブ氏
『全面広告は、最も迷惑で邪魔な広告の一種だ。9月のヘルプフル コンテンツ アップデートでダメージを受けたサイトを分析しているときに、これらの広告の例をたくさん見た。ユーザーをいらつかせてはいけない。うまくいかないだろう。』

▼7年くらいの私の体験談で、「インターステーシャル広告」を外したら順位が回復したとい体験をしました。
「じゃまな広告」はユーザー体験を損ねるので評価が落ちるのでしょうね。。

  • B!