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コンテンツ戦略で競合に勝つ実践テクニックその2…「退屈なトピックでも興味深い視点は見つけられる」

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コンテンツ戦略で競合に勝つ実践テクニックその2…「退屈なトピックでも興味深い視点は見つけられる」

[Web担当者Forum]の記事の感想。解説です。

SEO主導のコンテンツ戦略でも競合よりイケてる記事にする実践テクニック6選(後編#3~#6)

トピックに関して、読者が興味をもつ人間的な視点を見つける

マーケターは、乗り気ではないトピックについて仕事で書かなければならないことも少なくないし、キーワード主導の戦略に基づくトピックでは特にそういうことが多い。

『どんなに退屈なトピックに思えても、興味深い人間的な視点は見つけられる』


【白石】
仕事で記事を書く時は興味の無い事について書かなければならない事がほとんどです。
ただ、その気持ちの持ちよう、モチベーションによって仕事が楽しくもつまらなくもなりますし、
結果的に良い記事にする事も可能です。
例えば私は様々な仕事を経験していて、工場などでつまらないと感じる仕事をしていたこともありました。
その中で「なんとか楽しくできないかな」と、面白いイメージをしたり、ゲーム化したり、空想にふけったり…して、少しでも楽しくしようとしていました。

人間的な視点を見つけるには、読者がグーグルで検索する際の視点を考えるのがいちばん簡単だ。まず、次のように自問してみる:
『自分ならいったいどんな理由でこのトピックを検索するだろうか?』
検索はサイロ化してはいない。グーグルはこのところ、
●「People Also Ask」(PAA:他のユーザーも行った質問)のボックス
●「People Also Search For」(PASF:他の人はこちらも検索)のパネル
●ほとんどのSERPの下部に表示される「関連する検索」リンク
を通じて、いわゆる「検索者ジャーニー」を延ばす取り組みを強めている。


【白石】
興味の無い、詳しくないテーマの時に考えるのは
『このテーマが好きなユーザーはどんな話が好きなのか?』
そして
『このテーマが好きなユーザーはどんなものが知りたいのか?』
ですね。

マルチメディアを活用して古いコンテンツをリフレッシュする

特に無味乾燥なトピックに苦しんでいる人は、次のようなマルチメディア要素を追加して創造性を呼び覚ますのもいいだろう:

●ポッドキャスト
●YouTube動画
●画像
●グラフ
SERPからは画像トラフィックも得られるので、トラフィックの新たな可能性を切り開くことにもなる。
マルチメディア要素は、記事を書く際に士気を高めるのに役立ったり、グーグルで検索上位を獲得するのにつながったりもする。検索エンジンは画像や動画のようなマルチメディア要素を好むからだ。


【白石】
記事と同じ内容を
●YouTube動画にして記事に埋め込む
●画像(挿絵やアイキャッチ)を入れる
●記事の内容を分かりやすくするグラフや図解を入れる

ことで
1:記事が充実し、ユーザーの目を引く
2:画像検索やYouTubeからの流入を期待できる
という効果が増えます。魅力の無いように思えた記事の魅力を増やすことができます。

独自の視点でコンテンツを作成し、ほかの検索結果と差別化する

注意すべきことがある。すでにSERPにあるものに沿った投稿でなければ検索上位に入れないわけではない。
たとえば、同僚のレストランドラは、次のような記事を書いた:
CRMが必要ない10の理由
(10 Reasons Why You Don’t Need a CRM)
この記事は現在、「CRMは必要ない(you don’t need a CRM)」という検索クエリでSERPの1ページ目に表示される。しかし実際のところこの記事の内容は、CRMが必要な理由を冗談まじりの皮肉で説明しているものなのだ。
この記事は、期待とは異なるものを読者に提供しながら上位入りを果たした。同じように挑発的な主張を考えてみるのもいいのではないだろうか。

『書いたものに独自性があれば(そして、時には議論を巻き起こすようなものであれば)、斬新で興味深いコンテンツをオーディエンスに提供しながらSERPの上位に入ることも可能だ。』


【白石】
コンテンツについて「質の高いコンテンツ」というものばかりが印象に残っているかもしれませんが、
ポイントは
●多様性
●独自性

だと思います。「質の高い、充実したコンテンツ」では競合サイトにどれだけ近づけても「似ている」という事で評価されないかもしれません。かといって近づけないという訳では無く、近づけたうえで独自性を出すと良いと思います。
例えば競合サイトがポジティブな事しか書いていなければ、あえてネガティブな事を書く。
それだけだと購入されないという事であれば、「こういうデメリットがありますが、メリットのほうが多いですよ」とまとめるとか。
Googleは検索結果に多様性を持たせようとするので、検索結果に「ポジティブな評判」と「ネガティブな評判」の両方を表示させようとしがちです。そこを狙うのです。

現実世界で読者に向き合うチャンスを逃さない

あんなにやる気がでなかったのに、なぜスムーズに執筆が進んだのか。それは、その執筆内容が、あの顧客の日常に役立つものであり、現実世界における重要性がわかったからだ。

●ソーシャルメディアでオーディエンスを対象としたアンケートを作る
●Twitterで読者とやりとりする
●メールのニュースレターで読者調査を実施する
こうした方法で現実世界の読者に向き合い、自社ブランドに読者が求めているものについて理解を深めるのもよいだろう。


【白石】
お客様の立場になって、こういう事を書いたらお客様の役に立てる、と思えれば、興味に無い事でもモチベーションが出るかもしれません。
まずはお客様の立場になり理解することですね。

SEOコンサルタントのまとめ

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