target=”_blank”にrel=”noopener”を付けるのは今は昔の話
検索→チャットAI大変革期。GoogleもBingも新たな動きでSEO新時代が来るか?【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]
「別ウィンドウ(タブ)でリンク先ページを開くため使うtarget=”_blank”属性にはrel=”noopener”属性を付けなければならない。セキュリティとパフォーマンスの観点からだ。」
グーグルのエンジニアからのこうした注意喚起をこのコラムで紹介したことがある。
しかし、少なくともChromeやSafari、Edgeなどのモダンブラウザでは、target=”_blank”だけで問題ない(rel=”noopener”は不要)ようだ。HTMLコードに記述していなくても、自動的に rel=”noopener” が付いているときと同じ挙動をするためだ。
「aタグにtarget="_blank"を設定したら絶対rel="noopener"をつけろ」と稀に聞く。
現在Chrome・Firefox・Safari・Edgeではtarget="_blank"は暗黙的にrel="noopener"の挙動になる。
昔パパ達が使ってたIE?というブラウザで必要だったらしい🤔https://t.co/hHkdVdz2N1#HTML #インターネット老人会 pic.twitter.com/o8Y1rAA6t3
— 鹿野 壮 Takeshi Kano (@tonkotsuboy_com) August 1, 2022
target=”_blank”とrel=”noopener”を併用してももちろん問題は起きない。だがサポートしていないブラウザからのアクセスが無視できないくらいに多いのでない限りは、新たに作るコンテンツやサイトでわざわざ付ける必要はない。
また_blank以外のtarget属性を指定している場合でも、現在ではクロスオリジンのセキュリティ制約が厳しくなっているためほぼ問題は発生しないようだ。
SEOコンサルタントのまとめ
リンクを貼るときに「target=”_blank”」に「rel=”noopener”」のが習慣になっていますが、
現在では「Chrome」「Firefox」「Safari」「Edge」に関しては
「target=”_blank”」と記述するだけで「rel=”noopener”」をつけた動きをするようです。