2024年8月のコアアップデートに関するGoogleの検索担当者へのインタビュー

2024年8月のコアアップデートに関するGoogleの検索担当者へのインタビュー[Search Engine Roundtable]
★Google翻訳

今週、私は Google の検索リエゾンであるダニーサリバンにインタビューしました。その目的は、Google 検索の品質が現在どのような状況にあり、将来はどうなるのか、そしてコンテンツ作成者や検索マーケティング担当者として私たちが知っておくべきことは何なのかをより深く理解することです。

インタビューでは主に、悪名高い2023年9月の役立つコンテンツアップデートや2024年8月のコアアップデートなど、最新のコアアップデートに焦点を当てました。私たちは、過去11か月間に一部のサイト所有者が経験した壊滅的な状況と恐怖、そしてその傷を癒すためにGoogle検索が行っていることについて話しました。

これは私にとっては珍しい話で、インタビューであり、非常に長いです。長くなって申し訳ありませんが、ここですべてをまとめたかったのです。ChatGPT または Gemini に自由に投げ込んで要約してください。私もそうしましたが、完璧にはいきませんでした (そのため、ここでは要約を使用しません)。

Google コアアップデートの目的:
サリバン氏は、これらのコアアップデートの目的はすべてのユーザーにとって Google 検索を改善することだと説明し、コアアップデートに関する Google の公式ドキュメントに言及しながらも、さらに詳しい情報を提供しました。

サリバン氏は、これらのコアアップデートを、携帯電話で行われるような大規模なソフトウェアアップデートに例えました。「携帯電話は時々アップデートされますが、通常は気付きません」とサリバン氏は説明し、Google 検索も同様のアップデートを 1 年に約 5,000 回行っています。しかし、コアアップデートに関しては、「携帯電話で大規模なアップデートが行われることもあります」と同氏は述べ、それがコアアップデート、つまり大規模なアップデートの目的であると述べました。サリバン氏は、「コアアップデートは、検索の大規模なアップデートのようなものだ」と述べました。

3 月のコアアップデートから 8 月のコアアップデートへの変更
SEO 業界の多くの人が抱いていた大きな疑問の 1 つは、2024 年 3 月のコアアップデートと最新の2024 年 8 月のコアアップデートの間に Google が行った大きな変更点は何だったのか、ということでした。当初、Google は 3 月のコアアップデートは最大級のアップデートの 1 つであると述べており、2023 年 9 月の役立つコンテンツアップデートで大きな影響を受けたサイトには変更が見られるだろうと多くの人が予想していましたが、すべてではないにしても、ほとんどのサイトで改善は見られませんでした。その後、8 月のコアアップデートでは、わずかな変化が見られましたが、何が変わったのでしょうか。

サリバン氏は具体的な変更点については語らなかったが、「定期的に段階的に変更を加えていく」つもりだと語った。それはどういう意味だろうか？「コアアップデートのように、さまざまなランキングシステムを検討し、改善方法を理解し、テストし、実験し、最終的に人間の評価者に送り、評価者が「はい、これで検索結果全体が改善されたと思います」と判断すれば、そのアップデートをリリースします」とサリバン氏はプロセスについて説明してくれた。

サリバン氏が説明したように、完璧なものなど存在しないので、プロセスをもう一度やり直し、「さらに評価し、さらにテストし、さまざまなことを調べて、それらをどう改善するかを考える」と彼は私に語った。しかし、その 1 つは、優れた「小規模な独立系サイト」でどのように改善するかを検討することだ。実際、彼は「そこで役立つと思われるいくつかの変更を行った」と述べた。

しかし、Google はこれらの変更をまだ完了しておらず、今後のコアアップデートでこれらの領域がさらに改善される予定であると彼は述べた。

私が、小規模で独立したサイトに対する Google の取り組みについて質問したところ、サリバン氏は、それらのサイトの一部は「本当に優れたサイトで、優れたコンテンツを生み出している」と同意した。同氏は、「私たちは、それらのサイトがうまく機能し、検索でも上位に表示されることを望んでいます」と付け加えた。Google が取っている措置は、「そのようなコンテンツに報いるためにランキングシステムを調整し続けることであり、それが最終的な目標です」と同氏は付け加えた。

したがって、3 月のコアアップデートから 8 月のコアアップデートまでの Google の取り組みは、これらの小規模で独立したパブリッシャーにさらに報酬を与えることであったようですが、Google の取り組みはまだ終わっていません。そのため、今後のコアアップデートでさらに成果が期待されます。

今後のコアアップデート
前述のように、サリバン氏は、Google はコンテンツ、特に小規模な独立系出版社のコンテンツに報いる取り組みを継続すると述べた。私がその取り組みについて質問したところ、サリバン氏は、この点に関して「改善できる点、改善すべき点、改善したい点が間違いなくある」と述べた。

実際、彼は、素晴らしいコンテンツを作っているのに Google 検索でそのコンテンツが評価されていないパブリッシャーに対して、あきらめるべきではないと語りました。「本当に良いコンテンツを作っているのに、この前回のアップデートで十分に評価されなかったと感じている人は、もうだめだと思ってはいけません。なぜなら、私たちの目標は、良いコンテンツを作っているなら、成功してもらいたいからです。そして、私たちが十分に評価できていないのであれば、それがこの前回のアップデートで改善されることを期待している点の一部です」と彼は私に語りました。「私たちは、今後のアップデートでもその道を歩んでいきたいと考えています」と彼は言いました。

Googleは将来的に私のサイトをより高く評価するだろうか
私が質問を続け、いくつかの例を挙げると、サリバン氏は「変更は一部のサイトには役立ったと思うが、全体としては昨年の 9 月頃のレベルにまでサイトを戻すことはできなかった」と語った。サリバン氏は、そのうちのいくつかは、時間の経過とともにランキングの改善が続くかもしれないと示唆した。これらのサイトの急上昇は、規模の大小にかかわらず、時間の経過とともに拡大し続けるだろう。「これらのサイトのいくつかは、人々のために良いコンテンツを提供している良いサイトであれば、引き続き良い利益を上げていくと思います。今後もそのように進んでいってほしいと思います」とサリバン氏は語った。

しかし、これは異なるアルゴリズムであり、インターネット上にはさまざまなウェブサイトやウェブページがあるため、すべてのサイトでこのようになる、またはすべてのサイトで完全な回復が見られると約束することはできません。「しかし、9月はもう存在しないので、すべてのサイトが9月と同じ状態に回復すると予測することはできません」とサリバン氏は述べました。「また、当社のランキングシステムは異なっており、とりわけ、フォーラムコンテンツやソーシャルコンテンツなど、他の種類のコンテンツも評価しています。これは、多様な結果を提供する上で重要な部分だからです」と同氏は付け加えました。

回復するには次のコアアップデートを待つ必要があるかもしれないが、「必要なのは、オーディエンスに対して正しいことをしていることを確認すること」であり、長期的には Google が報いてくれるはずだ。「私たちのランキングシステムは、そのようなコンテンツに報いようとしている」と同氏は付け加えた。「それが私たちが追い求めているものだ」とサリバン氏は付け加えた。しかし、「私たちのランキングシステムを追い求めているなら、あなたは遅れをとっている」と同氏は付け加えた。

3月にGoogleは3月のコアアップデートで忍耐を促し、 8月のコアアップデートでも同様のことを行った。5月には、Googleのジョン・ミューラー氏が、より心のこもったコンテンツの表示に取り組んでいると述べ、その前の週には、ダニー・サリバン氏が、Googleはこれらのサイトの宣伝を改善することに取り組んでいると述べた。Googleは、これらのサイトは回復するだけでなく、 9月以前の結果を上回る勢いで成長するとも述べた。

つまり、Google 検索の改善に関する Google の非現実的な声明が発表された昨年 11 月まで遡ることができるのです。私たちは6 か月後にその声明を詳しく調べました。

以前、Google は役立つコンテンツ更新の回復時間について、数週間、場合によっては数か月かかると伝えていましたが、現在では一部のサイトで 11 か月以上かかっています。その後、Google は、これらの変更には当初話し合ったよりもずっと長い時間がかかる可能性があると伝えてきました。

11 か月が経った今、Google は依然として、回復して素晴らしいコンテンツを作り続けることは可能だと言っています。しかし、多くの人は経済的にも精神的にももうそうする余裕がなく、Hardbacon や他のサイトで見られたように、Google が「正しい方向に進む」のを待つことは不可能です。

ランキングの変化とトラフィックの変化を理解する
ランキング上位になったからといって、必ずしもウェブサイトへのトラフィックが増えるわけではありません。ランキング順位が異なれば、流入するトラフィックのレベルも大きく異なります。さらに、当然ながら広告や無数の検索機能やインターフェースによってオーガニック検索結果が押し下げられ、Google 検索からのトラフィックが減ることになります。

Google の検索結果の最初のページに表示されていれば、たとえトラフィックが流入していなくても、コンテンツが優れていると認められるはずです。Google 検索は、ランキングが高ければあなたのコンテンツを高く評価します。「クリエイターが本当に優れたコンテンツを作成し、検索結果の最初のページにランクインしているなら、正しいことをしていると認められるはずです」。「しかし、1 位から 2 位に上がると、トラフィックに顕著な影響が出る可能性があります」とサリバン氏は付け加えました。

「あなたのコンテンツが気に入らないという意味ではなく、明らかにあなたのコンテンツが気に入っている」というのは、あなたのコンテンツが上位にランクされているからだ。しかし、検索者はそれらの検索結果をクリックしない。おそらくそれらの検索結果は下位にあるか、Reddit や他のフォーラムの検索結果が現在その上位に表示されているからだろう。Google は検索トラフィックのデバッグに関するヘルプドキュメントでコンテンツ作成者にこの点を説明しようとした、とサリバン氏は私に語った。

彼は実際にこう言いました。

「1位から2位に上がると、トラフィックに著しい影響が出る可能性があります。実際に起きていることです。私たちがあなたのコンテンツを好んでいないということではありません。私たちは明らかにあなたのコンテンツを好んでいます。それがあなたのコンテンツがトップの結果に表示される理由です。しかし、他の何かが上位にランクインしたために、トラフィックをすべて取り戻すのは困難になるでしょう。そのコンテンツも人々にとって依然として有用であり、検索ですべてが人々にとって有用であれば、全体として誰もが利益を得ることになります。」
役立つコンテンツの更新で何が起こったか
2024 年 3 月のコアアップデートでは、役立つコンテンツシステムがコアアップデートシステムに組み込まれたため、Google は新しい役立つコンテンツアップデートの発表を停止しました。役立つコンテンツシステムの分類子は全面的に見直され、2024 年 3 月のコアアップデートに組み込まれました。これについては 3 月にこちらで取り上げました。

サリバン氏は、役立つコンテンツの更新がなくなったため、「役立つコンテンツシステムについて人々が話し続けていると困る」と述べた。現在は、代わりに「あらゆる側面で役立つ度合いを評価するコアランキングシステムを導入しています」と説明した。

もちろん、2023 年 9 月の役立つコンテンツアップデートによって削除されたサイトを見ると、他に何を参照すべきでしょうか。サリバン氏はこれを認め、「そのような例を見たことがあります」と述べました。実際、彼はそれらを「心のこもった例」と呼びました。実際、それらの例のいくつかについて、サリバン氏は「そのようなサイトでも、このようなことをもっとうまくやれたらいいのにと思います。これらは、私たちのシステムで改善が必要な本当に良い点です」と述べました。

しかし、すべてではありません。アップデートの影響を受けたと思っていたサイトの中には、実際にはそうではなかったものもあります。以前のコアアップデートの影響を受けたのかもしれませんし、後のコアアップデートの影響を受けたのかもしれません。実際、サリバン氏は、何も問題がないのに「実際にトラフィックが増加したにもかかわらず、何か問題があると考えている」サイトの例を見たことがあるとさえ言っています。サリバン氏は、フィードバックフォームを通じて多くの例を調べました。

役立つコンテンツの更新に問題がありました
次に、役立つコンテンツの更新に何か問題があったのかどうかという質問を投げかけました。なぜ一部のサイトは 2023 年 9 月に大きな打撃を受け、一部のサイトは 2024 年 8 月のコア更新でのみ改善が見られたのでしょうか。分類器が動かなくなったのでしょうか。バグか何かがあったのでしょうか。

サリバン氏は「いいえ、バグはなかった」と答えた。役立つコンテンツの更新がなくなった理由は、「役立つコンテンツシステムを、さまざまな方法で有用性を評価するより広範なランキングシステムに統合したためです」と同氏は私に語った。

Google は以前にもこれを行っており、「これは、Panda などのよく知られている他のスタンドアロンシステムで発生した、かなり典型的なことです」と述べています。注意: これは 2016 年の Panda アップデートで発生しました。

では、なぜ影響を受けたサイトの一部で、この最後のアップデートまで改善が見られなかったのでしょうか。彼は、3 月のコアアップデートは「まったく新しいシステム」だったため、それを判断するのは「難しい」と述べ、その理由がわからないようでした。彼は、3 月のコアアップデートで「改善されたサイトがもっとうまく機能していたらよかったのに」と付け加えましたが、これらのコアアップデートにはさまざまなシグナルが含まれているため、確かなことはわかりません。そのため、どのようなシグナルが登録され、いつそれらのシグナルが登録されたかを一般的に測定することは困難です。

「システムが停止したかどうかはわかりません」とサリバン氏は私に語った。同氏は、これらのアップデートのリリース方法は、Google でこれらのアップデートに取り組んでいるエンジニアが彼に説明した方法に基づいていると述べた。しかしもちろん、どんなに優秀なエンジニアと一緒に仕事をする人でも、問題が発生する可能性はある。私がそのことを説明すると、サリバン氏は再び「ええ、システムがそのように停止したかどうかはわかりません」と言った。

コアアップデート中の震えと調整
私は、コアアップデート中に見られる浮き沈み、揺れ、ランキングの不安定さについて尋ねました。コアアップデートの展開中に Google が調整を行うかどうか尋ねました。サリバン氏は、いいえ、行わないと答えました。「リリース中にランキングシステムの変更を開始することはありません」と彼は言いました。

サリバン氏は私にこう語った。「何かを展開する前に、評価され、テストされ、実験が行われ、そして評価者によるレビューが行われます。」したがって、途中で変更しなければならない理由はない。

唯一の調整は、アップデートがすべてのデータセンターに展開されていない場合に行われますが、これはランキングや関連性の調整ではなく、展開方法のバグにすぎません。

ランキングバグについて
ご記憶にあるかと思いますが、 8 月のコアアップデートの開始時に検索ランキングのバグがありましたが、リリースから4 日後に修正されました。サリバン氏は、これら 2 つは無関係であると改めて述べ、コアアップデートは「まったく関係ありません」と述べました。

サイトは回復したか
ここで回復に関するデータをいくつか共有しましたが、サリバン氏は回復に関する Google 内部のデータを一切共有できませんでした。彼は「そのようなデータは実際にはありません」と言いました。「これらの小規模な独立系出版社のうち、今回のアップデート以降に業績が改善している出版社はどれくらいあるか」に関する数字やデータを持っているかと尋ねると、私はこう答えました。

サイトは回復するのか、それとももう手遅れなのか
それから私は、Google 検索アルゴリズムのせいで破産を余儀なくされた Hardbaconというサイトの事例を取り上げ、他のサイトについてもいくつか言及しました。Google 検索のトラフィックがほとんどないかまったくないサイトが、11 か月という長期間にわたってこのような状況に耐え、素晴らしいコンテンツを作り続け、給料を支払い続け、サイトを運営し続けることができるのでしょうか。

サリバン氏は、そうしたケースのいくつかについて、「彼らの心は正しい場所にあり、私たちのランキングシステムが十分な役割を果たしていないのであれば、彼らはおそらくそうすべきです。そして、それが私たちが取り組み続けていることです」と語った。

それで、もしあなたがそうしているのなら、彼はこう言いました。「そして、もしあなたがそうしていると信じていて、本当に良いコンテンツを制作しているのなら、それはあなたの視聴者のためであり、あなたはそれを念頭に置いていて、人々が何を求めているかが正しいと感じているなら、それを続けるべきです。」そして最終的には、「私たちはそのようなコンテンツに報いる努力を続けるつもりです。なぜなら、私たちはそのコンテンツにそうあってほしいからです。」

「自分が正しいことをしていると感じ、素晴らしいコンテンツに携わっているのであれば、それを続けるべきであり、我々はそれにもっと報いる努力をする必要がある」とサリバン氏は再び述べた。

サリバン氏は次のように述べている。

「明らかに良質なコンテンツを生み出している、そして心は正しい場所にあり、私たちのランキングシステムはおそらく彼らのために十分な役割を果たしていない、他の種類のサイトの実体験を私は絶対に軽視したくありません。そして、それが私たちが取り組み続けていることです。そして、もしあなたがそうしていると信じ、本当に良いコンテンツを生み出しているのなら、それはあなたのオーディエンスのためであり、あなたがそれを念頭に置いており、人々が望むものと正しいと感じているなら、それを続けるべきです。」「そして、私たちはそのようなコンテンツに報いる努力を続けていきます。なぜなら、私たちはそのコンテンツが成功することを望んでいるからです。」
フィードバックフォームとインサイト
先ほども述べたように、Google は 2024 年 3 月のコアアップデートでフィードバックフォームをリリースしました。しかし、2024 年 8 月のコアアップデートでは Google はフィードバックフォームをリリースしませんでした。なぜでしょうか?

「前回の会議では多くのフィードバックが寄せられましたが、まだ検討すべきことがたくさんあります。なんとか乗り切りたいと思っています」とサリバン氏は語った。

サリバン氏によると、前回のフィードバックフォームには 12,000 件の個別の送信があり、1,300 件の固有のドメインが送信されたとのことです。確かに、多くの人が複数の例を挙げてフォームを複数回送信しており、中には同じドメインに対して 1,700 回以上フォームを送信した人もいました。

このフォームは約 1 か月間利用可能でしたが、その間に提出されたドメインは 1,300 件だけでした。サリバン氏の主張は、提出されたドメインが数万件や数十万件ではなかったということであり、全員がフォームに記入する気があったわけではないことは理解していましたが、それでもやはりそうでした。

サリバン氏はそれをすべて見直し、「その多くは本当に役に立つ、本当に役立つものばかりだった」と語った。「そして私は、提出されたすべての書類を手作業で調べ、人々が言っていることをすべて確認した」と同氏は付け加えた。

その後、彼は Google 検索エンジニアリングチームに、アルゴリズムの改善に取り組める点をまとめた調査結果を報告しました。Google チームへの報告には、「私が学んだのは、これらすべての種類の事柄を調べた結果、先ほども述べたように、心が正しいサイトであることがわかったことです」と書かれていました。

「提出された情報を基に、さらに詳しく調べて何が起こっているかを理解するための、関連性に関する非常に良い情報を見つけることができました」と、同氏は述べた。そして、そのフィードバックの一部を最新のコアアップデートに活用した。「しかし、それに基づいてさらに作業を進める予定もあります」と同氏は付け加えた。

サリバン氏は、これらの応募作品に目を通す体験を映画「34丁目の奇跡」に例えた。「最後に、サンタさんへの手紙をコートに全部投げ捨てるシーンがあって、サンタさんは『おお、こんなにたくさんの手紙があるなんて』と大喜びするんです。応募作品を見ていて、私もまさに同じように感じました。生産的な作品がたくさんあったからです。」

Google はこれらのフォームに対するフィードバックをまだ検討中で、やるべきことがまだあるため、新しいフォームはまだ開設しないことに決めました。「既存のフォームから得られるものがまだたくさんあるので、今すぐに別のフォームを開設しても意味がありません」とサリバン氏は私に語りました。Google はフィードバックの取り込みを終えたら、新しいフォームをリリースする予定です。

ランキング変更に手動で関与しない
ダニー・サリバン氏が明確にしたかったもう 1 つの点は、フォームに記入しても特定のサイトに変更は生じないということだ。Google はフォームに記入した特定のサイトを褒めたり罰したりはしなかった。Google はフォームのフィードバックを関連性アルゴリズムの改善に利用したのであり、特定のサイトのランキングを手動で調整したのではない。サリバン氏は「そういう仕組みではない」と述べた。「フィードバックフォームを使用したことで、誰かに利益がもたらされたわけではありません。フィードバックフォームを使用したことで不利益が生じたことも、意見を述べたことで不利益が生じたこともないのと同じように、意見を述べたことで誰かに利益がもたらされたわけではありません」とサリバン氏は説明した。

サリバン氏は「ランキングシステムはサイト固有のものではありません。特定のサイトを調べて順位を上げたり下げたりすることはありません。ランキングシステムは一般的にすべてのサイトで機能するように設計されているのです」と述べた。そのため、順位が上がっていると言っているサイトの中には、実際にはフォームを使っていないものもあるとサリバン氏は説明した。

インタビューの後半でこの話題を取り上げると、サリバン氏は「サイトを移転するつもりはないと話したときに、すでにそのことを言いました」と答えた。

コンテンツマーケティングの取り組み
話を続けるうちに、コンテンツマーケティングの話題になりました。コンテンツマーケティングとは、ターゲットユーザー向けのコンテンツを作成する戦略です。Google 検索の場合、検索で上位に表示されるコンテンツを作成して、サイトへの訪問者を増やすことになります。

ダニー・サリバン氏がフィードバックフォームで挙げた例の 1 つは、Google 検索で地元の配管関連のトピックのランキングが悪かった地元の配管業者のサイトでした。サリバン氏は、サイトのコンテンツは「一般的な、シンクの修理方法などといった内容のコンテンツに似ていた」と語りました。同氏は、そのコンテンツは一般的な配管業者のコンテンツで、コンバージョンにつながらなかった可能性が高いと述べました。サリバン氏は、「地元の配管業者が得ていたトラフィックの多くは、おそらく彼らにとってコンバージョンにつながるものではなかっただろう」と予想していました。対照的に、配管業者が地元の配管問題についての非常に個人的な、または専門的なストーリーを共有していたら、Google はもっと評価したくなるでしょう。

ページエクスペリエンスと広告
コアアップデートに関するもう 1 つのトピックは、広告とユーザーエクスペリエンスの低下です。このトピックについてはここで何度も取り上げましたが、Google 検索担当ともう一度話し合いたいと思いました。「簡単に言えば、ここでは何も変わっていません」とダニーサリバンは言いました。

Googleのページエクスペリエンスガイドでは、「広告を掲載してはいけないとは書かれていません」とサリバン氏は付け加えた。ランキング上位の多くのサイトには広告が掲載されている。サリバン氏は、「検索で広告に遭遇し、なぜこのサイトにはこんなに多くの広告がこんなに目立つのかと文句を言う人々が嫌う広告を掲載しているサイトは数多くあります」と述べた。

そうは言っても、サリバン氏は、この点をより明確にするために Google ができることはまだあると述べた。「サイトで何が起こっているのかなど、理解しやすいように、より多くのページエクスペリエンスに関する情報をユーザーに提供できるような、より良い状態になることを望んでいます。これは重要なことですから」と、同氏は私に語った。

サリバン氏は「コアウェブバイタルを見てください」としながらも「それがすべてではありません」と語った。

「ページを見るときに、もう一度言っておきたいことがあります。初めてそのページにアクセスしたとき、満足できる体験をしていると感じるでしょうか？」とサリバン氏は語った。サリバン氏はさらに、「満足できる優れたサイトを提供している場合、それが当社のランキングシステムが評価しようとしていることの 1 つです」と述べた。

Reddit とフォーラムのコンテンツは Google 検索で上位にランクイン
Googleは、ソーシャルコンテンツ、フォーラムコンテンツ、Redditのコンテンツを表示することに執着しています。健康関連のクエリにこのコンテンツを表示する意味があるかどうか疑問に思いました。

「はい、検索に表示されるソーシャルコンテンツの量を増やしました。ソーシャルコンテンツは、多くの検索で確かに役立ちます。常に完璧というわけではありませんが、改善を続けています。しかし、ソーシャルコンテンツは非常に役立つ場合があります。健康上の問題を抱え、サポートを求めている他の人々の意見を聞くことができるため、非常に役立つ場合があります」と続けた。さらに、「ソーシャルであろうと他の場所であろうと、できる限り正確で役立つ情報を人々に提供したい場合もあります。しかし、ソーシャルを役に立たないと単純に切り捨てるのではなく、私自身が経験したように、ソーシャルは常に役立つと思っています。家の中のものを修理しようとして、フォーラムに行き着いたときのように、人々が何かを修理しているのを見つけました。それは Reddit ではなく、私が持っているようなエアコンを持っている人のための小さなフォーラムでした」と述べた。「そして、ああ、これをやってくれるのですね。素晴らしい、まさに私が探していたものです、と思いました。素晴らしかったです」

そして、Google がそのコンテンツの役立つバージョンを表示し続けるので、彼はそれが完璧ではないことを知っています。しかし、役立つことは確かだと彼は言います。「しかし、健康上の問題に直面し、サポートを求めている他の人々の話を聞くために、それは非常に役立つ場合があります。」「私自身が遭遇したように、ソーシャルメディアを役に立たないと単純に片付けるのではなく、私は常にソーシャルメディアが役立つと思っています。家の中のものを修理しようとしているときに、フォーラムに行き着いたように、人々が問題を解決しているのを見つけます」と彼は付け加えました。サリバン氏が挙げた一例は、「Reddit ではなく、私が持っているようなエアコンを持っている人のための小さなフォーラムのようなものでした」と述べています。「そして、ああ、これをやっているのだとわかり、私は、それは素晴らしい、まさに私が探していたものだと思いました。素晴らしかったです」と彼は付け加えました。

しかし、ここで共有したように、Reddit が自分のコンテンツを上回っている場合はどうでしょうか。サリバン氏は「それは別の問題です」と述べました。彼は、そのような場合、Google はまず元のコンテンツを表示するよう改善する必要があると認めました。しかし、彼は、そのようなケースの一部は、人々の検索方法、つまり記事の正確な見出しを検索する方法に起因するものだとしました。これは普通の人はやりません。彼は、「見出し検索をするとき、あなたは通常普通の人がやらない検索をしているのです」と言いました。

では、なぜ Google は Reddit を元のソースより上に表示するのでしょうか。サリバン氏は、「特定の見出し検索を行うと、私たちのシステムは、これらの単語がすべて隣接しているように見えるものを探すことにさらに敏感になります。その後、新鮮さなどの他の要素が作用し、それが影響する可能性もあります」と説明しています。

隠れた宝石
グーグルのアルゴリズムによる検索結果に隠れた名品を表示させる取り組みについては、多くの混乱が生じている。サリバン氏は「私たちがそれを導入したのは」ソーシャルコンテンツに重点を置いたものだと述べた。しかし、今後のアップデートで他の形の隠れた名品も評価されるようになることを期待している。

「フィードバックで見たサイトのひとつは、何かが映画やテレビ番組に似ているかどうか、そして、それが素晴らしいと買いたくなるかどうかを理解するのに役立つ」と彼は私に語った。サリバンは、「私たちが彼らに対してもっと良い対応をしてほしい。私たちは、この種の本物の人間の声のようなコンテンツをもっとうまく表面化させる方法を見つけようとしている」と付け加えた。

サイトの評判の悪用に関するポリシー
インタビューが進むにつれて、私は他の検索ポリシーとアルゴリズムについても調べることにしました。トピックの 1 つは、サイトの評判の悪用に関するポリシー(「パラサイト SEO」と呼ばれることもあります) とその現状です。

グーグルは今年初め、手動による措置を通じてこのポリシーの施行を開始した。サリバン氏は、それは変わっていないと述べた。また、近い将来、アルゴリズムや自動化された方法で施行されることはないだろう。

「アルゴリズムによる措置はありませんし、近い将来にアルゴリズムによる措置があるとは思っていません」とサリバン氏は私に語った。同氏は、アルゴリズムによる措置になった場合は、Google が発表すると述べた。それまでは、発表されない。

なぜアルゴリズムではないのか？「近い将来にアルゴリズムを導入しない理由は、そのやり方に細心の注意を払ったり、思慮深く考えたりしないからです。そのため、時間がかかるだけであり、当面は手動の対応が私たちの進むべき道です」とサリバン氏は説明した。

AIコンテンツとスケールコンテンツに関するポリシー
次に、AI コンテンツの話題に移り、同じアドバイスがあるかどうか尋ねました。要するに、サリバン氏も同じことを言っていました。それは、AI によって書かれたかどうかではなく、スケールされたコンテンツポリシーに関することだということです。

サリバン氏は、人々が間違ったメッセージに注目し、AI が作成したコンテンツは場合によっては問題ないということに注目したと述べた。しかし、コンテンツがユーザーではなく検索用に作成する意図で大規模に作成されているかどうか (AI または人間が作成したもの) にもっと焦点を当てるべきだったと述べた。「大規模なコンテンツの悪用について私たちが言ったことを非常に注意深く見直すつもりです」とサリバン氏は警告した。

サリバン氏は、コミュニティは「私たちの声明の前半は受け止め、後半は無視しているようだ。私たちの声明の前半は、コンテンツがどのように作られるか、コンテンツが役に立つかどうかにはあまり重点を置いていないという内容だった。そして、グーグルはコンテンツがAIかどうかは気にしないという人たちに変わってしまった。それは間違ったメッセージだった」と語った。

「そこから得られるメッセージは、それが役に立つかどうかだ」とサリバン氏は語った。

AI で生成されたかどうかはそれほど重要ではありません。「検索で上位にランクインするために、大規模に大量のコンテンツを作成しているかどうかが問題なのです」と彼は言いました。「多くの場合、人々は自動化を使用してそれを行います。多くの場合、人々は AI を使用してそれを行うかもしれません。人々は確かに人間を使用してそれを行っています。大規模に行っているかどうかという点では、どれも重要ではありません。主にランキング目的でそれを行っている場合は、それが問題です」と彼は言いました。

Navboost とコアのアップデート
次に、司法省の裁判で明らかになった、デリケートな問題であるNavboostについて触れました。私たちの報道によると、Navboost は「Google が持つ重要なシグナルの 1 つ」だと Nayak 氏は言います。この「コアシステム」は Web の結果に重点が置かれており、Google のランキングシステムガイドには記載されていません。これは記憶システムとも呼ばれています。

そこで私は、Navboost がコアシステムの一部であるかどうかを尋ねました。Sullivan 氏は、具体的なことは言わず、「コアアップデートでは、さまざまなランキングシグナルを使用しますが、ランキングシグナルの詳細についてはあまり触れません。ランキングシステムにコアだけが含まれる場合、コアアップデートにはさまざまなシステムも含まれる可能性があります」とだけ言いました。

同氏は、グーグルは2009年から匿名化されたクリックデータを見ていると述べており、それは目新しいことではないと述べた。「しかし、結局のところ、私たちはさまざまなシグナルを理解しており、さまざまなものを組み合わせて使用しており、匿名化されたユーザーインタラクションもその1つとなるだろう」と同氏は付け加えた。

システムアップデートを確認する
最後に、レビューシステムもコアアップデートに組み込まれているかどうかを尋ねたところ、サリバン氏は、Google が2023 年 11 月のレビューアップデートで発表した内容から何も変わっていないと考えていると述べました。このアップデートは現在定期的に実行されており、当時はコアシステムの一部ではありませんでした。

「私の理解では、それはまだ別のシステムとして稼働しているが、定期的かつ頻繁に、本当に定期的に稼働している」とサリバン氏は語った。

このインタビューの要約を知りたい方は、Danny Goodwin がSearch Engine Landで後ほど記事にしています。

皆さん、以上です… コメント欄では優しくしてください。Google に問題がある場合は、特定の個人ではなく、Google に責任を押し付けてください…

Xでのフォーラムディスカッション。

更新: ダニーはLinkedInにこの件の要約を投稿しました- 彼はこう書いています:

今週、私はバリー・シュワルツ氏と、特にクリエイターに関する最新の検索アップデートについて以下の記事で話しました。インタビューの内容のすべてを記事にすることはできませんでした（長いインタビューでした！）ので、もう少し詳しくお話しし、回復を求めているクリエイターにとって特に重要と思われる点をいくつか取り上げたいと思います。
1) 先月のブログ投稿で述べたように、「役に立つオリジナルコンテンツを作成している小規模または独立系サイトを含む、さまざまな高品質サイト」とユーザーを結び付ける作業は、この最新のアップデートでは完了していません。私たちはこの分野を引き続き検討し、今後のアップデートでさらに改善する方法を検討しています。投稿はこちらです: https://lnkd.in/gWaJdz53

2) ソーシャルメディアで何度も言ったように、読者のために素晴らしいコンテンツを作成しているとわかっているなら、それがあなたの試金石です。あなたの北極星です。ランキングに関して何をすべきか迷っているなら、何と呼ぼうと構いません。私たちのシステムは、この種のコンテンツに報いようとしています。そのようなコンテンツを作成しているとわかっているなら、それを続けましょう。そして、より良い報いを得られるよう、私たちのシステムに取り組み続けることが私たちの仕事です。

3) クエリの上位に表示されている場合は、通常、コンテンツが評価されている証拠です。そのため、1 つまたは 2 つ順位を上げるにはどうしたらよいかと疑問に思う人もいます。ランキングは時間の経過とともに自然に変化します。1 つまたは 2 つ順位を上げようとして急激な変更を加えることはお勧めしません。詳細はこちら: https://lnkd.in/dbGzCM4q

インタビューでは、2024 年 3 月のアップデート後に実施した最近のフィードバックフォームについてもお話ししました。このフォームを通じて、思慮深く有益なフィードバックを寄せてくださった皆様に、心から感謝しています。私は、すべてのフィードバックを手作業で確認し、提出いただいたすべてのサイトの意見が確実に聞き届けられていることを確認しました。皆様のご意見は聞き届けられ、これからも聞き届けられるでしょう。この話が進むにつれて、私はすべてのフィードバックを要約し、特にオープンウェブクリエイターへの報奨という点において、当社のシステムが改善できる点について説得力のある例をいくつか挙げました。当社の検索エンジニアは、このフォームを、受け取った他のフィードバックとともに確認し、クリエイターを含むすべての人にとって検索を改善する方法を検討しています。

ちなみに、提出したからといって、検索で何らかの回復が得られたというわけではありません。私たちのシステムはそのようには機能しません。提出したサイトの中には、順位が上がったものもあれば、上がらなかったものもありました。提出したことがないサイトの中には、順位が上がったものや、トラフィックの問題について声を上げなかったサイトもありました。しかし、提出は私たちにとって役立ちましたし、これからも、すべての優れたクリエイターのために、より良いサービスを提供し続けるために役立ち続けるでしょう。

更新 2: ダニー・サリバンは、「Google のコアアップデートのフィードバックが LinkedIn のクリエイターに関するより深い洞察につながった方法」という投稿も書いています。その投稿には、フィードバックフォームについて彼が述べた内容の書き起こしが含まれています。

「フィードバックフォームが果たした役割は、それを利用して有益なフィードバックをくれた人々に本当に感謝していますが、世の中に存在するクリエイターの世界について、より深い洞察を得ることができました。」
ちなみに、これは私たちが受け取ったもの（フォームを通じて提出されたもの）の一部です。そうですよね？なぜなら、その 1,300 のユニークドメインの中には、独立した小規模サイトの作成者ではない人々も含まれていたからです（上位 10 位以内にランクインしていないと報告されています）。そこには、大規模なサイトもいくつかありました。また、コンテンツマーケティングを実際に行っている人々も含まれていました。

頭に浮かんだ例の 1 つは、基本的に、非常に一般的な配管の話題ではうまくいっていない地元の配管業者のサイトです。そのコンテンツは、いわゆる一般的な「シンクの修理方法はこれです」といった類のものでした。ある意味では、地元の配管業者で、地元のコミュニティ、非常に小さなコミュニティにしかサービスを提供できない場合、配管に関するかなり一般的なコンテンツを大量に作成する人を雇ってトラフィックを生成できたのは素晴らしいことかもしれません。

そして、おそらく他の何かがうまくいっているせいで、そこからそれほど多くのトラフィックを得ていないかもしれません。しかし、それはおそらく検索者にとって良いことです。そして、地元の配管工が得ていたトラフィックの多くは、おそらくリードに転換するものでもなかったでしょう。それがコンテンツマーケティング全体の目的です。

これは、コンテンツマーケティングの取り組みがうまくいっていないと懸念している人の例ですが、その人は実際には、オリジナルコンテンツを作成する独立したクリエイターではありません。対照的に、もしあなたが地元の配管工で、突然、世界にとっての配管工になったとしたら、それは素晴らしいことです。そして、それがあなたのブログで、私はこれを共有します。これは私のタイプのもの [あなたの情熱] です。あなたは、その点で [私たちのランキングシステムで] うまくいきたいと思うでしょう。このようなことが起こります。

私たちが目にしたもう 1 つの例は、これらのドメイン (1,300) がすべて独立したサイトではなく、すべてが必ずしも優れたサイトというわけでもないということです。そこには間違いなくスパムがあります。あなたや私、その他の人が見れば、「うん、ランキングされるべきではない。それは良いことだ」と言うようなものを投稿した人も間違いなくいます。

一例として、期限切れのドメインを使用していて、ある会社のログインページで上位にランクインしようとしていた人がいました。その人は、「この会社のログインページで上位にランクインしようとしているのですが、上位にランクインしていません」と質問しました。すると、「はい、その件では上位にランクインしていません。上位にランクインするべきではありません。おそらく、その件で回復することはないでしょう。誰も、その件で回復するべきだとは思わないでしょう」という回答でした。繰り返しますが、これは、世の中のクリエイターグループを軽視しようとしているわけではありませんし、良質なコンテンツが機能しないという正当な懸念も否定するつもりはありません。しかし、このフィードバックを見て、本当に洞察に富んでいると思ったことの 1 つは、SEO がすべてだと見なされがちな世界、つまり SEO とは何の関係もなく、SEO とは何の関係も持ちたくない、SEO を知らないクリエイターのグループがいることをもっとよく理解できたことです。彼らはただ素晴らしいコンテンツを作りたいだけなのです。それは素晴らしいことです。なぜなら、私たちはそれに報いたいし、もっと良い報奨を与えるべきだからです。

これは、人々が行うべき優れた SEO 対策を否定するものではありません。しかし、私たちが取り組むべきことは多岐にわたります。フィードバックは、その点について理解を深めるのに非常に役立ちました。」

感想

[Search Engine Roundtable]
「3 月のコアアップデートから 8 月のコアアップデートまでの Google の取り組みは、これらの小規模で独立したパブリッシャーにさらに報酬を与えることであったようですが」
【白石】
こちらを解釈すると、大企業だったり有名ではないけど良いコンテンツ、良いサイトに対して再評価する方向・・と思えますが、どうなのでしょうか？

[Search Engine Roundtable]
「本当に良いコンテンツを作っているのに、この前回のアップデートで十分に評価されなかったと感じている人は、もうだめだと思ってはいけません。なぜなら、私たちの目標は、良いコンテンツを作っているなら、成功してもらいたいからです。」
【白石】
Googleは重ねて強調していますので、コンテンツを作っている方々は腐らず、Googleと自分を信じて良いコンテンツを作り続けるしかないですね。

[Search Engine Roundtable]
■ダニーサリバン氏
「ランキングが悪かった地元の配管業者のサイトの例」
「そのコンテンツは一般的な配管業者のコンテンツで、コンバージョンにつながらなかった可能性が高い」
「配管業者が地元の配管問題についての非常に個人的な、または専門的なストーリーを共有していたら、Google はもっと評価したくなるでしょう」
【白石】
広く言えば独自性を持たせる、配管業者で言えば配管のことやサービス内容などを具体的に書いたり、ユーザーの問い合わせに答えるようなコンテンツを作ると良い…と解釈しました。

[Search Engine Roundtable]
■ダニーサリバン氏
＜AIについて＞
「人々は AI を使用してそれを行うかもしれません。人々は確かに人間を使用してそれを行っています。大規模に行っているかどうかという点では、どれも重要ではありません。主にランキング目的でそれを行っている場合は、それが問題です」
【白石】
AIについては、この発言にはありませんが、AIでも人間でも、高品質なコンテンツであればGoogleはひょうかしてくれるようです。その逆もあります。
[Search Engine Roundtable]
■ダニーサリバン氏
「読者のために素晴らしいコンテンツを作成しているとわかっているなら、それがあなたの試金石です。あなたの北極星です。ランキングに関して何をすべきか迷っているなら、何と呼ぼうと構いません。私たちのシステムは、この種のコンテンツに報いようとしています。」
【白石】
Googleは何年も前から「良いコンテンツは評価する」と言っています。
ユーザーもそれはわかっています。問題は具体的にどんなコンテンツが良いコンテンツなのか？
ということなのですが、KWごとにGoogleが言えるわけないので、自分で考えるしかありません。
それがSEO担当者の仕事ですね。