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Googleアップデートで順位ダウンからのリカバリ方法

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【永久保存版】Googleアップデートで順位ダウンからのリカバリ方法

【永久保存版】Googleアップデートで順位ダウンからのリカバリ方法【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

■米国の腕利きSEOコンサルタントのリリー・レイ氏
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アルゴリズム(の変更に起因する検索トラフィック減少)からのリカバリについて話しましょう。
サイトは、アルゴリズムのアップデート・手動対策・ヘルプフルコンテンツアップデートなどの影響を受けてしまうことがあります。
その場合、次のことだけでは(単独で)問題を解決できない可能性が高いでしょう:

●タイトルタグやメタディスクリプションの変更
●コアウェブバイタル指標の改善
●構造化データ

ほとんどの場合、サイト全体の質の問題が大きいのです。
私がよく目にするのは、次のようなことです:

●サイトの大部分が薄っぺらいコンテンツや誘導ページだとみなされる可能性がありませんか? あなた自身はそれらのページを価値があると思っていても、Googleのガイドラインを最後に確認したのはいつですか?

●他のサイトからの情報を再利用するというずる賢いコンテンツ戦略を編み出し、それを数千ページにばら撒いていませんか? それがサイトの主な目的ですか? サイトの大部分を占めていませんか? あなた自身はそれが役に立つと思っていても、グーグルが同じ考えだとは限りません。

薄っぺらいコンテンツは、意図せずにできてしまうこともあります。たとえば、/tag/ページ(タグのページ、懐かしい!)をクロール・インデックス可能にしているために、気づかないうちに質の低いインデックス可能なページを数千ページ作成してしまうことなどです。自ドメイン名で「site:」検索を行い、有害なコンテンツの問題が多くないかを常にチェックすることが重要です。

また、高検索ボリュームのキーワードの「パターン」を見つけて最適化したページを数千ページ生成する、というアプローチもあります。たとえば、次のようなタイプの検索キーワードです:

●〜のやり方、〜の方法
●Netflixで今月公開のストリーミングコンテンツ
●XとYの比較
●XYZショーの公開日

こうした手法でも、薄っぺらいコンテンツを生み出してしまうことに注意が必要です。

こうしたページを作っている人は、こんな風に言うでしょう:
<でも、そういうページも役には立つし>
そう自分に言い聞かせるのは簡単です。本当に役に立つのでしょうか? グーグルはすでにこうしたコンテンツを何千回と見ているはずです。実際、あなたはオンラインで読んだ内容を再利用しているだけです。

こんな風に言う人もいるかもしれません:
<でも、競合他社はそうしているのにアップデートの影響を受けていない>
まだ影響を受けていないからと言って、今後も影響を受けないとは限りません。これは有益でないコンテンツの作成を正当化する理由にはなりません。根本的な問題に対処するのを遅らせれば遅らせるほど、回復に時間がかかることになります。

大規模なアルゴリズムアップデートからの回復には、自社の戦略を根本から見直すことが必要です。次のことを認識し、理解する必要があります:

●以前は賢い戦略だと思っていたことが、実はユーザーにとって有益ではない場合がある。
●過去に効果があったからといって、必ずしも永遠に通用するとは限らない。

グーグルのアルゴリズムは常に進化しており、道義的な目線とユーザー体験を重視する方向に向かっています。自社のアプローチをグーグルの最新の考え方に合わせて調整する柔軟性が必要です。

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SEOコンサルタントのまとめ

【アップデートによる順位下落からのリカバリ】[Web担当者Forum]
下記の方法では解決できない場合が多く、ほとんどの場合サイト全体の質の問題が大きい。
●タイトルタグやメタディスクリプションの変更
●コアウェブバイタル指標の改善
●構造化データ

アップデートによる順位下落の問題でありがちなこと[Web担当者Forum]
●サイトの大部分が薄っぺらいコンテンツや誘導ページだとみなされる可能性
●他のサイトからの情報を再利用するというずる賢いコンテンツ戦略

薄っぺらいコンテンツでありがちなもの[Web担当者Forum]
●〜のやり方、〜の方法
●Netflixで今月公開のストリーミングコンテンツ
●XとYの比較
●XYZショーの公開日

▼「薄っぺらいコンテンツだけど役に立つ」と思っているものは、本当に「役に立つ」のかどうか、精査が必要です。
▼「競合他社は薄っぺらいコンテンツあるのにアップデートの影響を受けていない」
と言う場合、「たまたま現時点で影響を受けていない」だけで、時期に対応される可能性が高いです。

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