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ウェブサイトが反応するまでにユーザーが待てる時間は最大8秒

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ウェブサイトが反応するまでにユーザーが待てる時間は最大8秒、3分の1の人は3秒~6秒しか待てない

Googleコアアップデート2024年8月版、長い展開期間で小規模サイトの味方か?【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]
ウェブサイトの表示パフォーマンスに関する調査データを紹介する。

ホスティングサービス(レンタルサーバーサービス)に関する調査データの一部だが、次のようなことがわかる:

・調査対象となったサイト訪問者の平均としては、ウェブサイトの読み込みに最大8秒待つと回答

・回答者の3分の1近くが報告した2番目に多い許容時間は、わずか3秒~6秒

・遅いウェブサイトに不満を感じないとしたのは、回答者のわずか2%だけ

・回答者の97%が、遅い・反応が悪いウェブサイトには不満を感じると答えている

・企業のウェブサイトが読み込まない、または反応しない場合は競合他社にアクセスすると、43%のユーザーが回答

・66%が「HTTPS」セキュリティがないウェブサイトにはアクセスしないと回答

これらの調査結果を簡潔にまとめると次のことが言える:

・遅いウェブサイトは顧客を遠ざける ―― たとえ1秒であってもユーザーは遅い読み込み時間に我慢できない。パフォーマンスが悪いと競合他社に流れてしまう

・セキュリティは重要 ―― HTTPSは信頼のために不可欠

ホスティングサービスを主題とした調査であるので、高速な配信とセキュリティを完備したホスティングサービスを選ぶことに結論がつながるのだが、ホスティングサービスを抜きにしても興味深い結果だったので紹介した。

この調査結果は、サイトの表示速度改善を社内で推進する際の補足資料などに利用できるかもしれない。

もちろん、米国での調査であるので日本にそのまま当てはめることはできない。それでも数字はともかくとして、読み込み速度とセキュリティをユーザーが重視する傾向は日本にも当てはまると筆者は考える。

この調査は、Forbes Advisor(フォーブス・アドバイザー)の委託により、市場調査会社OnePoll(ワンポール)が実施したものだ。2,000名のアメリカ合衆国在住の成人が調査対象だ。

SEOコンサルタントのまとめ

【サイトの速度について】[Web担当者Forum]
調査対象の平均は、ウェブサイトの読み込みに「最大8秒待つ」
回答者の3分の1近くが報告した2番目に多い許容時間は、わずか3秒~6秒

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