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環境依存文字はHTMLでは文字参照にする必要が無い

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①や©などの環境依存文字はHTMLでは文字参照にする ―― そんなルールはもう不要!【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

①や©などの環境依存文字はHTMLでは文字参照にする ―― そんなルールはもう不要!

①や©などの環境依存文字はHTMLでは文字参照にする ―― そんなルールはもう不要!【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

「①や©のような環境依存文字をHTMLでウェブページに記述する際は文字参照(文字実体参照や数値文字参照)で書かなければならない――①なら①、©なら©のように。」

このように理解している人も多いのではないだろうか。たしかに昔はそうだったのだが、現在はそんなことはない。

特殊記号を文字参照にする必要があったのは、Shift_JISやEUC-JPといった文字エンコーディングでHTMLを書いている場合の「環境依存文字」だ。環境依存文字(機種依存文字)とは、「Windowsでは意図したとおりの文字で表示されるが、Macでは違う文字になる」ような文字のことで、「①」「Ⅷ」「㌫」「㎏」「㍼」などの文字がそうだ。文字に割り当てている文字コードが機種によって異なるため、作成者と違う機種でもこうした文字を意図したとおりに表示するには、HTML内でテキストとしてではなく文字参照として記述する必要があった。

しかし現在のHTMLでは、ほとんどの場合文字エンコーディングにはUTF-8を使っているはずだ。UTF-8にはこうした「環境依存文字」の問題は存在しないため、UTF-8で定義済みの文字ならば文字参照にする必要がない。

例外として、今でも文字参照すべき特殊記号として次の5種類を元記事では挙げている。これらは文字エンコーディングとは関係なく、HTMLの「予約済み文字」(またはそれに類する扱い)の文字なので、文字参照にしなければブラウザが正しく表示(または処理)できないのだ。

「 (→ > )
& (→ & )
” (→ " )
‘ (→ ' )」

また注意点として、今でもShift_JISやEUC-JPなどの文字エンコーディングでHTMLを記述するのならば、環境依存文字は文字参照化する必要がある。

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