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Googleレビューで削除する可能性の高い否定的レビューのパターン

投稿日:2018年3月29日 更新日:

【SEO】Googleレビューで削除する可能性の高い否定的レビューのパターン

Googleが削除する可能性の高い否定的レビューのパターン

「Googleが削除する可能性の高い否定的レビューのパターン」とは?[GIGAZINE]

あなたがお店の経営者や法人の関係者だった場合、お店や法人に対する否定的なレビューはできるだけ削除してもらい、検索エンジンに引っかからないようにしてほしいはず。「否定的なレビューをGoogleが削除する8つの例」について、GoogleのSEO(検索エンジン最適化)システムの専門家であるジョイ・ホーキンズさんが述べています。
GIGAZINEより)

◆ケース1:人種差別的なレビュー
ホーキンズさんによれば、人種差別的な要素を含むレビューはGoogleによる削除の対象になりやすいとのこと。ある学校に対して「学校が自分に違法な薬物を提供してきた」という根も葉もないレビューが書かれたケースでは、レビューに「学校は『クー・クラックス・クラン(KKK)』といった人種差別組織と提携している」という、人種差別的な内容が含まれていました。レビューそれ自体が事実無根だったこと、そして人種差別的な内容があったことでレビューは無事に削除されました。

◆ケース2:1人の投稿者による類似施設に対する大量のレビュー
このケースでは、フロリダの麻薬リハビリセンターなど、いくつかの関連する施設に対する否定的なレビューが寄せられていました。しかし、それらのレビューは同一人物によるものであり、1人の人間が似たような施設を大量に訪問している可能性は非常に低いことから、レビューの信憑性が薄いとして削除されたとのこと。

◆ケース3:複数アカウントを使用した低評価レビュー
ある日アムステルダムのとある会社は、複数のユーザーからいきなりの低評価レビューを大量に送信されたそうです。このようなケースでは、1人の人間が複数のアカウントを用意し、友人や知人に「この会社に低評価レビューをしてくれ」と依頼して、会社の評判をおとしめるケースが考えられます。短時間に大量の低評価レビューが投稿され、低評価レビューを投稿したアカウントがその後放置されている場合は、これと同様のケースの可能性が高い模様。

◆ケース4:競合他社によるレビュー
「あるアカウントがあなたの会社に対して低評価レビューをし、競合している別の会社に対して高評価レビューをしている場合は、レビュー者が褒められている競合他社そのものである可能性が高い」とホーキンズさんは述べています。ホーキンズさんが目にした事例では、あるマッサージショップが1日に4件の否定的な評価を受け、同じレビュー者は他のマッサージショップに対しても否定的なレビューをしていることが発覚。同時に競合のあるマッサージショップだけに高評価を下していたことから、レビュー者は高評価を出されたマッサージショップであることが判明したそうです。

◆ケース5:単なる誤りのレビュー
否定的なレビューの全てが、悪意を持って行われるわけではありません。ある賃貸物件業者は自分に寄せられた否定的なレビューが、「食べ物」に対して不満を持っている内容だったことに気づきました。近くのレストランに対するレビューを誤って賃貸物件業者に対して投稿してしまったと考えられ、明らかに誤りであるこの否定的なレビューは、しっかり削除されたとのこと。

◆ケース6:同じ投稿者による全国各地の同系列店舗に対するレビュー
通常、同じ人物が全国各地の同一系列の店に行き、一律に否定的なレビューを行うケースは考えにくいものです。そもそも、一回その店に対して否定的な感想を抱いたのに、別の場所の同じ系列店にわざわざ向かうこと自体がおかしいといえます。ホーキンズさんが目にしたケースでは、あるレビュー者が5つのメンタルヘルス施設に対して星1レビューを下していましたが、「1人の患者が5つの施設にかかって、全ての施設で同じ不満を抱く可能性は低い」としてレビューは削除されました。

◆ケース7:過去に働いていた従業員によるレビュー
Googleのガイドラインによると、過去にその会社で働いていた従業員が、会社に対する否定的なレビューを行うことは禁止されています。以前は現職の従業員に限定されていたこの規制ですが、今では以前に働いていたことのある全ての従業員に適用されるとのこと。

◆ケース8:メディアで大きく取り上げられた結果寄せられたレビュー
ニュースで大きく取り上げられた会社や法人に対し、大量の否定的レビューが寄せられた場合、レビューは削除される可能性があります。ホーキンズさんによれば、カナダのウィルフリッド・ローリエ大学にまつわる自由に関する論争が大きく取り上げられた結果、ニュースに強い関心を持った人々から大量の否定的レビューが届いたとのこと。ほとんどのレビュー者たちはウィルフリッド・ローリエ大学と何の関係もない人々でしたが、論争に対して何かを言わずにいられなかった模様。結局、100以上のレビューがGoogleによって削除されたそうです。
GIGAZINEより)

SEOコンサルタントの感想

記事のまとめ

1:人種差別
2:1人の投稿者による類似施設に対する大量のレビュー
3:複数アカウントを使用した低評価レビュー
4:競合他社によるレビュー
5:誤りのレビュー
6:同じ投稿者による全国各地の同系列店舗に対するレビュー
7:過去に働いていた従業員によるレビュー
8:メディアで大きく取り上げられた結果寄せられたレビュー

です。
自分のお店や会社に対して、批判や誹謗中傷を書かれた時は
上記に該当していないかを確認あるいは調べてみましょう。
もし当てはまるようでしたらGoogleに削除されるかもしれません。


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※白石竜次は寄稿

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