グーグルの寄生サイト対策をみくびるべからず、必ず痛い目に遭う
グーグルにアピールしても無駄なSEOテク5選+SEOに効くコンテンツ作りの原則【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]
「サイトの評判の不正使用」、俗称「寄生サイト」がスパムポリシー違反だとグーグルが公式に認定したことを前回トップで紹介した。この件に関して、so.laの辻氏が警告した。辻氏は、寄生サイトの発生当初から警鐘を鳴らしていた1人だ。
新しいスパムポリシー「サイトの評判の不正使用」、通称寄生サイト・サイト貸し・サブディレ貸し、などの件、公式解説は早々に日本語版も公開されてました。https://t.co/yPgVtEfWs2
これは本当にダメージが大きい可能性が高いので、貸してる人は一ヶ月半の間にストップしたほうが良いです。
(1/n)— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) March 20, 2024
下記など、影響が大きそうと思えることばかり。
・実際に反映まで猶予期間2ヶ月というレアケース。
・大体的に発表された日本が一番汚染されたスパムというレアケース。日本で集中対処されそう。
・明確なスパム定義なので「手動による対策」になりそう。通報が有効ですし、通報多そう。
(2/n)— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) March 20, 2024
色々と回避策を試行錯誤している所もあるようですが最近はすぐバレます。
更に昨年、スパムポリシー「ポリシーの回避」が追加されたばかりです。 https://t.co/AnpH37J18Z
一時的にどうにかなっても更に重い対処をされることになりえます。
(3/n) pic.twitter.com/c86PoMkbZO— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) March 20, 2024
2010年頃からガチでSEOをやっている人なら「新しいタイプのスパム」に対するGoogleの新しい対処があまりに激しいもので大変なことに、というようなケースを知ってると思います。
新しいスパムは何が起きるかわからないから怖いんですよ……
(4/n)— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) March 20, 2024
寄生サイトは、スパマーは小さなリスクしか負わずに貸主が大きなリスクを負うケースが多いです。
貸主がリスクを理解した上で続けるなら良いと思うのですが、事情に詳しくないサイト運営者に寄生サイト業者が明らかな嘘で継続しようとしてる話を聞きます。
どうか騙されないで欲しいです。
(5/n)— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) March 20, 2024
そういえば、サイトの評判の不正使用/寄生サイトの契約終了時に301で別にリダイレクトする依頼をされるケースがあるようですが、昨年後半、それを行って「手動による対策」が出た実例を私だけでも3件知ってます。
寄生サイトの場合、終了時のリダイレクトは避けたほうが良いです。
(6/n)— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) March 20, 2024
(明確にスパムとして定義されましたし、検索競合が「サイトの評判の不正使用」をやっていたら、今からどんどんスパム通報すると良いかもですね。https://t.co/OyHsLevFqM
実際の影響は5月で少し先ですし、それまでに止める所も多いと思いますが)
(7/n)— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) March 20, 2024
SEOコンサルタントのまとめ
昨年末、「サイト運営者」の求人で「寄生サイト」をメインにしている会社の面接を受けました。
ただ、私がXで寄生サイトを批判しているのを見られて不採用となりました。
あの会社、大丈夫かな・・・?