コーポレートサイトが逆SEOを受けている
Googleの「ウェブマスターオフィスアワー」2020年2月27日の内容です。
質問「コーポレートサイトが逆SEOを受けている」
「逆SEO」を受けているようです。
具体的には、ポルノサイトなどの運営歴のあるドメインから弊社のウェブサイトへ
301リダイレクトされています。
リダイレクトされているドメイン数は50個ほどで、今年の1月はじめ頃から徐々に増えています。
今の所オーガニック検索の順位に大きな影響は認められませんが、
今後どうなるか心配です。
このような「逆SEO」によって検索順位が下落したり、手動ペナルティを受ける可能性はあるのでしょうか?
また、リダイレクト元のドメイン及びそのドメインについている被リンクをサーチコンソールで否認するなどの対策を取った方がいいですか?
Google金谷氏の回答
■Google金谷氏
個人的にはそういったテクニックで順位が下がるというのは起きにくいと思います。
特に気にしなくていいんじゃないかなと思います。
ただ、手動対策チームなどが「そういった手法をやっているんじゃないか」と誤解する可能性はありますので
そういう意味では否認ツ-ルなどで防げるかなという気もしますけど、実際にそういう逆SEOが行われているのかどうか
わからないです。もう少し細かく分析されると良いと思います。
本当に業務妨害だとしたら、検索うんぬんという問題ではないのでは、と思います。
結論としては、特に気にする事は無いと思います。
ただ、否認ツールの使用で「予防」になる可能性があります。
もし万が一手動対策を受けた場合はそれをきちんと説明して頂くと、人が判断しておりますのですぐに解除されるかなと思います。
「こういったケースが上手くいっているのを見た事が無い」
という話をしましたが、補足すると、そういったもので簡単に順位が反映できてしまうほど簡単にはできていないというか、
リダイレクトの目的、リンクの目的だったり、リンクのクオリティであったりと色々なものを見て判断していますので
実際にこういった手段で効果が出るのか、というのには否定的です。
「これが原因で順位が下がった」というケースがあればご報告頂ければと思います。
Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスター オフィスアワー 2020 年 02 月 27 日)
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SEOコンサルタントの感想
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]ここで言っている「逆SEO」は低品質、ポルノサイトなどからの「被リンク」という話です。
ポイントは2つです。
1:「低品質なリンクは無効化される」
これを考えると、気にしないで良いです。ただ
2:「順位を操作しようとする作為的なリンク(設置)はペナルティ」
というものがあり、そう疑われてしまう可能性はゼロではありません。
⇒ですから、「リンクの否認」はしたほうが良いと思います。[/word_balloon]