絶対に許せない! AI進化版コンテンツファームで月間数億のアクセスを稼ぐメディア
Googleがキャッシュ保存をできるようにしてください。お願いします【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]
ある超大手メディア企業のインハウスSEOとして誘いを受けたSEOコンサルタントの投稿を紹介する。
その企業のCEOとの面談で、記事作成の現在のプロセスを教えてもらったそうだ。次のようなものだった:
1:ウェブ上でトレンドになっているトピックを常にスキャンするアルゴリズム(AIではない)を持っている。「どんなトピックを記事として扱うか」を、そのアルゴリズムが選択する。
2:トピックが選択されると、次のアルゴリズムが「他の人がそのトピックで書いたタイトルと記事」をスキャンする。その情報を使用して、記事のタイトルを考え出す。
3:その記事のタイトルは、順番待ちリストに入っているライターにランダムに割り当てられる。「タイトル」と「書くべき内容の基本的なアウトライン」をアルゴリズムがライターに提供する。
4:完成した記事を編集者がレビューし、多少修正する。画像はアルゴリズムによって提案された画像から選択する。
5:記事が公開される。
このプロセスについて投稿者は次のようにコメントしている。
このプロセスは何度も繰り返され、特定されたトピックでできるだけ多くの記事を生成し、ついには、そのトピックの記事を氾濫させて支配し、競合するコンテンツを排除する。
アルゴリズムによって設計され、ライターは空白にコンテンツを埋めるために作業するだけだった。
ライターに指示するアウトラインをアルゴリズムがどのように作成するかを私は詳しく調べようとした。私が収集した限りでは、基本的に、他のサイトの誰かがやったことをコピーするだけだった。または、他のサイトのいくつかの異なる記事を組み合わせてアウトラインを作成していたかもしれない。
この会社のサイトはペナルティを受けたことがなく、現在、グーグル検索、ニュース、Discoverでかつてないほどに好調だ。月に何億回も閲覧されている
この方法では、多くのコンテンツをすばやく作成できるだけでなく、安価に作成できる。1人の編集者が数十人のライターを処理でき、ライターは第三世界の人を雇っているため、支払う料金は安い。これは、自動化されたシステムによって、決まった形式どおりに記事を書けばよく誰でもできるようになったためだ。
Had a meeting with the the CEO of one of the biggest and most well known content farm media companies.
He wanted me on his team, so he answered all of my questions about how his company produces content.
Now I’m going to tell you.
— Josh Tyler (@joshtyler) January 14, 2025
まさしく「検索エンジンのため」に作ったコンテンツだ。非常にあざといやり口ながら、現状ではかなりうまくやっているようだ。もちろん、手段はともあれ検索ユーザーに価値を提供するコンテンツを作れているのならば、まったく問題はないのも事実だ。とはいうものの、実際にはそうではない可能性が高い。
そして、「今、うまくいっている」からといって、筆者たちが模倣するべきやり方では決してない。別トピックで取り上げたリリー・レイ氏の警告のように、グーグルが気づいて検索結果から排除してほしいのものだ、それも早急に。
SEOコンサルタントのまとめ
記事を大量生産することが現在のSEOの王道ですが、
AIだけで記事を作成することは不安が残ります。
逆にテキストをAIで作成する場合、
図、表、イラスト、写真で独自性を付加することが重要になると思います。