SEO会社アユダンテのSEO施策…「電気自動車」で1位になるまで
SEO会社アユダンテさんの記事です。「電気自動車」で1位になる為の施策内容。
「電気自動車」で1位になるまで~EVsmartのSEO施策をアユダンテが全部公開!#
SEOに効いたポイント
今のSEOはサイトの内部、つまりHTMLやキーワード周り、URLなどを最適化しても昔ほど大きな効果はありません(もちろん最低限の最適化はしたほうがいいですし、していない場合は効果もあります)。
それよりも商品やデータ、つまり箱ではなく、中身をいかに最適化するかが重要です。
またサイトやサービスを地道に認知させていき、ファンを作ってWebでの露出を増やす、指名検索を増やすということも重要です。
そういう観点からSEOに効いたと思われるポイントをを5点まとめてみたいと思います。
1. データの質とオリジナル性
EVsmartで使っているスポットデータは完全にオリジナルです。専用チームがいて、全国の充電スポットデータを収集し、電話をかけて1件ずつスペックなどを確認しています。
道の駅などは案外施設の方でもそのスペックを理解していないこともあり、本当に時間をかけて正確な情報を聞き出してデータベース化しているのです。
データが「オリジナル」であり「正確」であり「豊富」であること。
これがSEO的にも非常に評価されるポイントとなります。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]【白石】
「オリジナルのデータ」って、貴重なコンテンツですよね。[/word_balloon]
2. 口コミ
やはりコンシューマー向けのサービスサイトの場合は口コミが重要です。
EVsmartではアプリと連動してこの口コミを利用ユーザーに投稿してもらっています。
口コミの増加により各スポットの最新情報や写真など重要なデータが自然と増えてきました。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]【白石】
口コミや評判の記載があることでGoogleの評価が高まると感じています。
あるいは口コミや評判に特化したサイトや記事は「検索結果の多様性」により上位表示されやすいです(競合サイトが無ければ)[/word_balloon]
サイトのUX
本体の目的は充電スポットの検索です。「検索」がメイン機能である以上、UXは非常に重要です。ここはリニューアルの際にPC、スマホ両方の画面を徹底的に見直して(レスポンシブでも出し方が違うため)、上層からの遷移、詳細検索などの使いやすさ、地図での選びやすさなど探しやすさを意識しました。
一例として、都道府県レベルではGoogleマップは出したくないというのがあり(広義すぎる)、地図をオリジナルで作成しました。その際にGoogleアナリティクスで県内と県外のユーザーどちらのアクセスが多いか比較し、県外が多そうなので県外ユーザーにもわかりやすい地域区分で地図化しました。ただ比べるとわかりますが、PCとスマホで表示要素は結構違います。
これらのデザイン/IA関連は浦上未央さんというデザイナーさんにすべてお願いしました。
ちなみに簡単なところでは直帰率が全体平均10%、大きく見直した都道府県では20%近く改善しています(もともとかなりひどいUX…)。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]【白石】
使いやすさやデザインも重要ですよね。
この事例のようにデザインを専門家に依頼するくらい力を入れても良いかと思います。[/word_balloon]
4. ユーザーの検索ニーズ
未成熟なジャンルながら「電気自動車の充電に関するユーザーの検索ニーズはなんだろう?」そこは最初に考えました。なぜならユーザーニーズからサイトの構造が決まるからです。
近所の充電器を探す?遠出するので出先の充電器を探す?コンビニやスーパーなど充電中に待ってられる場所のニーズはある?などなど。エリア名+充電スポットや具体的な施設名、電気自動車に関するハウツーやニュース、初心者向け/上級者向けのコンテンツ、それら各ワードをどのサイトのどこで取っていくかを最初に定義しました。各サイトの位置づけとドメインを最初に考えることで対策するキーワードも決められますし、キーワードのカニバリ(食い合い)を防ぐこともできます。
そもそも当時は検索があまり発生していないジャンルでしたのでキーワード調査はかなり困難でした…(ほとんど推測、専門者からのヒアリング)。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]【白石】
ユーザーの検索意図を分析して需要にあったコンテンツを提供する。[/word_balloon]
5. ソーシャル活用とリアルのコミュニケーション
大企業ではないので多大な広告費はかけられません。そのため、EVsmartの主な露出はソーシャルとイベント出展です。
ソーシャルを積極的に活用してフォロワーを増やし、アカウントを成長させたことで、現在では充電スポット情報の更新を投稿したり、ブログ記事を投稿した際に拡散=露出をはかることができています。
また積極的に電気自動車関連のイベントに出展したり、チラシやノベルティグッズを配ることで電気自動車オーナーや検討しているユーザーに存在を知ってもらう試みもしています。
どれもとても地道なことですが、新しいサービスの場合、少しずつ露出して認知度をあげてサイト名の検索やサイテーションを増やしていくことがとても重要だと感じています。
[word_balloon id=”1″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true”]【白石】
お金をかけなくてもSNSなどでできる事は色々とあります。
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SEOコンサルタントのまとめ
やはりどの「成功例の記事」を見ても
ユーザーの検索意図、検索結果の多様性、オリジナル、口コミ、などのワードが出てきますね。
重要なのはそのあたりで、あとはそのサイトの場合は具体的にふぉういう事をしなければならないか?
ということの分析から始まりますね。