著者情報にSEO効果はあるのか?
X(Twitter)のrobots.txtがおかしい(このミスはちょっと恥ずかしいかも)[Web担当者Forum]
著者情報がSEOに与える効果について住太陽氏が解説した。
住氏は次のように言っている:
著者情報は、SEOに直接的な効果はない
しかし著者情報は、信頼性や専門性を高めることで読者へのアピールに繋がる
また、著者情報を適切に設定することで、グーグルが著者をエンティティとして認識しやすくなる。これにより、その著者が書いた記事のSEO効果が期待できるとも言っている。著者情報を表すために次の3つの形式が使える:
バイライン(署名欄)
著者情報ボックス
著者プロフィールページ
著者情報のSEO効果を最大化するためには、著者プロフィールページを作成し、各記事からリンクを設定する。また、構造化データマークアップを使用して情報を明示的に記述することも有効だそうだ。著者情報を表すためのやり方や構造化データの記述方法などの詳細は紹介先ページを参照してほしい。
住氏が言うように、著者情報を充実させたからといって、グーグルの評価に目に見える変化が起こることはないだろう。しかし長い目で見たらどうかわからない。それに、人間の訪問者にとっては、コンテンツ著者あるいはサイト運営者のプロフィールは信頼度を上げることに確実に役立つだろう。
著者情報のSEO効果 – 構造化データauthorとProfilePage
著者情報のSEO効果 – 構造化データauthorとProfilePage[ボーディー]
SEOコンサルタントのまとめ
『著者情報について』[ボーディー]
直接のSEO効果はありません。
しかし著者情報を適切に設定することで著者のエンティティをより確実にGoogleに認識させることができ、その結果として、その著者が執筆した記事にはSEO効果が期待できます。
■Googleのダニー・サリバン氏
『著者情報について』[ボーディー]
「著者情報を付けただけでランキングが上がることはありません。またGoogleのシステムは「著者情報に専門家と書いてあるからこの記事は専門家が書いたものだ」と判断することもありません。」